INTEGRATIVE MEDICINE JAPAN

パッションフラワー

パッションフラワー
読み仮名ぱっしょんふらわー
学名Passiflora incarnata
英名Passion flower
科名トケイソウ科
使用部位地上部の全草
成分フラボノイド(主にアピゲニン、ルテオリン) 精油(微量) 青酸配糖体(ジノカルディン) アルカロイド(ハルマン、ハルモール) これらのアルカロイドは市販品からは検出されない
適応緊張、不安、入眠障害
用法・容量成人:0.5~2gを茶剤として1日3~4回服用 小児(3~12歳):医師の監督下でのみ体重に比例して投与
禁忌知られていない
注意事項知られていない
相互作用報告なし
出典ESCOPモノグラフ2003
安全性AHPA安全性ハンドブックによるクラス分類:クラス1(適切な使用において安全)
パッションフラワーは、アメリカの先住民であるチェロキ一族やアステカ族が用いた向精神性ハーブですが、現在では鎮静作用と抗不安作用が明らかになり、植物療法において精神安定ハーブとして確固たる地位を築いています。パッションフラワーのエキスを原料にした医薬品であるパシフラミン(パッシフローラエキス)の適応は神経症における不安、緊張、睡眠障害、過敏性腸症候群などとなっています。パッションフラワーは痛みの領域にも用いられ、激しい頭痛や月経痛に用いられます。また、パッションフラワーは作用が穏やかであるため、できるだけ医薬品の使用を控えたい小児や高齢者にも安心して用いることができます。 成人の神経過敏や不安にはバレリアンがよく用いられますが、小児ではパッションフラワーやレモンバーム(メリッサ)が用いられることが多くなります。パッションフラワーは単独でも用いられますが、鎮静系のジャーマンカモミール、バレリアン、レモンバーム(メリッサ)や、マイルドな強心系のホーソンなどとブレンドすることで効果が高まることがあります。 なお、食用にされているパッションフルーツはクダモノトケイ(Passiflora edulis)の果実であり、本品とは異なります。