ハイビスカス
| 読み仮名 | はいびすかす |
|---|---|
| 学名 | Hibiscus sabdariffa |
| 英名 | Red sorrel、Roselle |
| 科名 | アオイ科 |
| 使用部位 | がく部 |
| 成分 | 植物酸15~30%(クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸) アントシアニン色素1.5%(ヒビスシン、デルフィニジン) 粘液質(アラビノガラクタン) ペクチン ミネラル(鉄、カルシウム) |
| 適応 | 肉体疲労、眼精疲労、食欲不振、血行不良、便秘 |
| 用法・容量 | 25gを茶剤として1日3回服用 |
| 禁忌 | 知られていない |
| 注意事項 | 知られていない |
| 相互作用 | 報告なし |
| 出典 | |
| 安全性 | AHPA安全性ハンドブックによるクラス分類:クラス1(適切な使用において安全) |
ハイビスカスティーのさわやかな酸味はクエン酸やハイビスカス酸などの植物酸(有機酸)によるもので、鮮やかなワインレッドはアントシアニン色素によるものです。クエン酸などの植物酸は、エネルギー代謝を司るクエン酸(TCA)回路を活性化してATP(アデノシン三リン酸)の産生を高めるため、ハイビスカスは疲労回復に効果があります。
ハイビスカスは鉄やカルシウムなどのミネラルを豊富に含みます。植物酸による腸管のpH低下はこれらミネラルの吸収を高め、またクエン酸などによるキレート作用がさらにこれを促します。pHの低下は腸内環境を改善し、ハイビスカスに含まれる粘液質やペクチンの働きも相まって、緩下作用がもたらされます。
夏バテや病中・病後の食欲不振には、酸味が食欲を刺激するので特に効果的です。
また、ハイビスカスは血行を促進する働きがあるので、冬季にはハチミツを加えるなどして服用すると身体を温め、 かぜを防ぎます。なお、ハイビスカスとローズヒップのブレンドはよく知られていますが、
植物酸とビタミンCは相乗効果をもたらすので、風味と効能の両面で優れたブレンドといえます。